性質を使い分ける

「今日の服装、いつもと違うね」

このご近所さんとは、休日に会うことがある。

普段のリラックスモードの服ではなく、仕事着でばったり会った時の言葉。

 

自分としてはいつも通りだけど、
その人からしたら見たことのない雰囲気だったため、新鮮だった模様。

 

プライベートと仕事で違う性質でいることに対して。
「しんどくない?自分はそういう風に人に合わせたりすることができんから
 自分でやっていくしかないんよな」

自分の意見がしっかりあるが故、誰かに雇われる組織に属することが難しいまたは好ましくないと思っているらしい。

 

そういう人ももちろんいる。
なんなら、自分の周りには結構たくさんいるし、愉快で楽しい人ばかり。

 

ただ自分はそれとはまた違う性質。
割とどこでも染まるし、それに抵抗もない。
それぞれの状況に合わせて自分を変化させるのが得意なタイプではある。

プライベートと仕事の時はきっちり分かれていて、
別に猫をかぶっているとか演じているということではなく、
与えられている役割がそれぞれの場所で違うために
自分の性質を使い分けている、という感覚で日々過ごしている。

さらに言えば、何かあったときに自分が折れないために、
基本2軸以上で動いていきたいことも理由の一つ。
プライベートモードと仕事モードがあることでバランスを取っている。

 

心地よい状況は人によって違うし、
だからこそ、それぞれの役割を担って、
協力したり共同することができるのでしょうね。


前述のご近所さんも、会社という組織には思うところがあって所属はしないけれど、
地域やその他の会社の方との協力体制は目を見張るところがある。
社会全体を組織と考えたときに、なくてはならないと言われることが多い方。

こんな風に、母体を何とみるかで、位置づけは違って見えるのでしょうね。


目指す立ち位置がどの立場から見た何か。
それがわかると尚、性質を活かしていけそうな気がします。