スターバックスさん、早いところは朝の6時から営業されているんですね。
場所にもよりそうですがね。
交通網が止まった時なんて特にありがたい。
動きの鈍い景色を横目にほっと一息するのも悪くないってものです。
たまたま入ったスターバックスで素敵なスタッフさんに出会いました。
注文口に立つと、奥のほうで作業していたミキさん(勝手に命名)がこちらに気づき、ささっと移動。
3mほどを小走り、からの横スライド急ブレーキ。
止まるときに鳴ったちょっと小さな「キュッ」まで完璧。
まさに漫画で砂煙を巻き上げながらフェードインしてくるキャラクターかのよう。
「お待たせしましたぁ」
大声でもないのにちょっとこもり気味の耳に残る心地よいネイザルボイス。
え、独特すぎやしませんか?
あかん、顔がにやける。
ポーカーフェイスを保たなければ。
注文にかかる。
スターバックスのスタッフさんのイメージですが
オーダーを呪文のようにすらすらと右から左に流れるレベルで唱えることのできる先鋭集団。
ミキさんも発音なめらかでするすると呪文を唱え始めるんでしょうね。
と思いきや、なんと独特な間の取り方。
さらには、
「えっ、トールサイズですか?」
「えっ、オーツミルクですか?(←ちがう笑)」
「ほいっ、以上でよろしいでしょうか?」
なんでしょうか、この方。
マスクから覗く人の好さそうなまなざしも相まって面白いんですが。
一連がすべてパフォーマンスなんじゃないかというくらい個が立っている。
なんだかとてつもなくツボってしまって
腹の中からぽかぽかがわき上げました。
普段あまり利用しないのですが、
こんな寒い日にたまたま入ったスターバックス。
ここに来てよかった。
良い一日が始まりそうです。