用途と好み
某ホームセンターにて椅子の試乗をしてきた。
椅子の座り心地に対して
気に留めることが今までほぼなかったけど、
実際に複数座り試してみると
それぞれにちゃんと個性があった。
しかも、今座った感じが良くても
長時間座ったら違うかもしれないし、
リラックスを求めたイスもあれば、
人間工学に基づいた姿勢が矯正されるようなそれもあり、
「何を求めているのか」を設定していかないと悩ましいほど。
また、求めている機能性を満たしていても
見た目の好みの問題もあって
ドンピシャの子と出会うことは、
選択肢が増えるほど難しく感じるものなのだとも感じた。
先日、何かの統計で、結婚した夫婦の幸せ指数をはかったデータがあった。
付き合った人数が少ない方が幸せだと感じる確率が高い
という結果があったが、まさにそれかもしれない。
数があると比較できるものが増えて、特別とびぬけていない限り
候補の中の一つ、から選抜される確率は低くなる。
タイミングもあるけど、
そんなときに頼りになるのは直観だと感じている。
母数がどんなに増えたとしても、これだ!っていう直感さえあれば
選択を見誤ることは減るし、悩む時間も減る。
「何を求めているか」
は常にイメージしておきたいものです。