人の願いをのぞき見る

短冊にかかれたそれぞれの想い。

 

先日7/7の七夕飾り。
道淵に近隣の学校で作られたであろう笹が飾られていた。
散歩ついでにゆっくり短冊を覗き見てみる。


〇〇小学校

「オール5」
そういえば、小学校の評価は5段階だったか。
(いや、我々の時はよくできた、できた、あまりできなかった、できなかった、か)

「コロナがはやくおわりますように」
現代の子供はそんな高尚なことを願っているのか。高学年かな。

「〇〇くんと付き合えますようね」
なんておませさんな。今の小学生って付き合って何するんですかね。


お隣の笹束はまた装いが変わってきた。


「推しのライブに行きたい」
ネット世代だな。推しって言い方が今風。

「志望校合格」
あぁ、中学3年生かな。
ここでこの笹は中学校シリーズだと気付く。

「サンタになりたい」
あれ、サンタはお願いをかなえてくれる存在なのでは。
サンタに会いたいのではなく、サンタになりたい、、、なんてギフトな。
さすが中学生。

ドラえもんをくれ」
なるほど、なんでも叶えててくれる存在が欲しいと。
欲張りパターンだな。いや、もしかしたら心の友が欲しいのかも?
悩ましき中学生。


人の短冊とは面白いものだ。
しかも、心にある願い、欲望が書かれているのがいい。
大人も無記名で短冊作ったらおもしろそうだな。


のぞき見したい精神がむくむくと育ってくる
そんな小厚。