以前、知り合いによくはなうたを歌っている人がいた。
毎日ごきげんで良いこったと、
こちらも何となく良い気分が伝染していたのだけれど、
はなうた頻度が高くなってきたので
良いことでもあったのか尋ねたところ、
返ってきた答えは以外なものだった。
「もうストレス溜まる一方だから
自分で切り替えていかないと。」
上機嫌が漏れ出たはなうたではなかったらしい。
気持ちが落ちるから、自分で上げていくしかないから
あえてはなうたを歌っていたとのこと。
気持ちを切り替えるためのはなうた。
そして、実際歌うと気分が和らぐらしい。
これ、あれと一緒かな。
物理的に上を向くと涙が出にくくなるってやつ。
人体の構造上の性質をうまく使った統制法。
精神の安定している人だとは感じていたけど
まさかの、はなうたが感情を切り離す行動だったとは。
しかも、なんとなく周りの雰囲気も和らいでいたし。
自分は気分がいい時にはなうたが出るけど、
ちょうど思い出したから
次回は切り替えのために歌ってみようかな。