おなかが空きすぎて眠い、は吉か凶か。

空腹と眠気が同時にやってきている。

 

そんな午後20時半。
電車待ち。


こんなにも空腹を感じたのは久しぶりかもしれない。
いや、そうでもないかもしれないけど。

 

腕を前で組んでみたところ、
血液が胃という場所に激しく送り込まれているのがわかるくらい
ドックンドックンしている。
(いや、もしくは胃が空洞になっているから、心臓の音が共鳴して大きく振動しているのか?)

そして激しい眠気というオマケ付き。


これにもし寒さが加わったら
生命の危機なんじゃないの?

とか

これに恐怖が加わったら
ショックで倒れちゃうんじゃないの?

と思うくらいには空腹。
電車は来たが帰路が長い。


あれかな、普段はどちらもそんなに食べないけど、
今日は朝も昼もしこたま食べたから、
夜ももちろんたくさん栄養補給してくれますよね?
という体の勝手な期待がそうさせているのか。


そんなことを考えていたら、
目の前に座っている中学生女子が
勢いよくリュックへ手を突っ込んだ。

かと思えば、おもむろにさつまいも取り出して
子リスかのように頬張り出したから
誰にとってもおなかがすく時間なのかもしれない。

 

それにしても
鞄からダイレクトに取り出して芋かじり出す?
しかもこのご時世に?

芋食べる前に、手、消毒した?とか、
いやいま電車の中よ?
とかいろいろ思う前に、

う、うらやましい。

本能のままに生きている感じがなんだか新鮮だった。


いずれにせよ、おなかがすくってことは健康の証ですよね。
あー、何食べよう。